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高太郎の箸休め

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2007年 02月 15日

フェルールのこと其の1(少しゆるくない話)

前にも書きましたが 

フェルールに関する 僕の主観。


僕にとって フェルールとは バットとティップをシンクロさせる

重要な “ねばりのある” “おもり” でなければなりません。

バットからの パワーを 増幅させることも可能にするもの とも

考えています。

それを前提として バット はティップとフェルールを 運ぶためのもの 

(この場合キャスティング時のこと)

と考えています。



少し 考えてみてください。

そこに “物” があり 動かそうとするとき

その物が 重ければ重いほど    その “物” が

その場所に 残ろうとする 力は 大きく働きますよね

(軽ければ “さくっ”と動かせますが 重いと “どっこいしょ” ですよね^^)



キャスティング時 “バットパワー”を 生み出すには

バットを曲げ込む必要があります。

当然 キャスターに関る要素は沢山あります。

(手首の用い方 フォワードからバック バックからフォワード に入るタイミングや

その際のロッドの角度  ラインのテンションがしっかりロッドに

無駄なくかかっているとかetc・・・)



ロッド側の “曲げ込み” の要素として・・・ 

先に バットは ティップとフェルールを運ぶものと述べましたが

フェルールに ある程度の “重たさ”(ブランクに見合った)を持たせることにより

バットが “ ティップとフェルールをどっこいしょ作用 ” を起こし

曲げ込み易くするもの と 考えています (バットが容易に曲げられれば

“振り軽い” と感じることの出来る要素の一つとも 思っています)



“安易に” グラスフェルールなどにすることによって

“すかっ” としすぎることを感じたことはありませんか?

キャスターの意図よりロッドの返りが 早すぎたりして・・・・



それでフェルールには そのロッドに見合った “重たさ” 

が必要と考えています。(僕のフェルールが “重量がある” という意味では

ありません 例えば 7フィート セミパラ用は5g程 プログレッシブ用は4g程です)



そこで ハリキ さんにいっぱい無理をいってお願いし・・・ 

“ほんのチョッと長めで肉厚が薄く必要な重さと粘りがありロッドになじむ”

フェルールを作っていただいているのです。(ハリキさんご迷惑をお掛けしています^^)

フェルールのこと其の1(少しゆるくない話)_e0116810_9222.jpg


by kotaro7rod | 2007-02-15 09:05 | バンブーロッド


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